今年も残すところあと2ヶ月となりました。
皆様お変わりございませんか。
今回は患者様からよく質問をいただく
視力検査の「ある質問」についてお答えしようと思います。
視力検査は、Cの字をした輪の切れ目の方向を患者様に答えていただく検査になります。
その際、検査員が「なんとなくでもいいので答えてください」
とお願いすることがあります。
患者様の中には、「なんとなくで答えていいの?」と
疑問に思われる方もいるかと思うのですが、
視力はCの字をした輪(ランドルト環)の切れ目が
どのくらいの大きさまで判別できるかどうかをみています。
「はっきり見える」状態には個人差があるため、
「なんとなく見える」が検査の指標となっています。
もし「なんとなく」で答えて間違っていた場合は、
同じCの字をした輪(ランドルト環)の大きさのもので何度か検査を行い、
判別可能な回数が5回呈示のうち3回確認すれば、
見えた視標のサイズの視力になるので、
偶然2回見えたとしてもそれは患者様の視力にはならないのです。
検査員は患者様の最大限の視力を
正確に測定できるように日々努めております。
リラックスした状態で視力検査は受けてください。